ゴールキーパー

サッカーのGK(ゴールキーパー)の役割

サッカーは現在世界中で人気のスポーツで、世界競技人口は約2億5千万人と第二位に位置します。サッカーをあまり知らない方でも、ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド選手やアルゼンチン代表のリオネル・メッシ選手の名前は聞いたことがあるのではないでしょうか?

しかし、これらのよく耳にする選手はフィールドプレイヤー、つまりGK(ゴールキーパー)以外の選手がほとんどです。そこでここでは、いつもあまり焦点にならないGKについて解説していきます。

まず、サッカーは11人対11人で行います。その中で唯一フィールド内で手を使ってゴールを守ることができるのがGKです。最後の最後ゴールを守り相手に得点をゆるさない、いわばチームの守護神です。ゴールを守ることはGKの大きな役割の一つですが、実はこれ以外にもGKには大事な役割がいくつもあります。その大事な役割2つを紹介します。

役割の一つはゴールキックやフリーキックをすることです。ゴールキックとはボールが自陣のエンドラインを割った時に行うもので、ゴールエリアという決められた場所からゲームを再開するものです。またフリーキックとは何らかの反則行為が行われたときに反則が起きたその場からゲームを再開するというものです。いずれも必ずGKが蹴らなければいけないわけではないですが、自陣の後方のフリーキック、ゴールキックは大抵GKが行います。このキックはロングパスになることが多くよいパスになれば一気にチャンスにつながります。

もう一つの役割はチームに指令をだすことです。GKはゴールの前つまりチームの一番後ろに位置し、フィールド全体を見ることのできるポジションです。そのためこのGKからのフィールド内の選手への指示はとても重要です。GKが後ろから攻守ともに的確に指示を出すことが、試合を有利に進めると言ってもいいでしょう。

GKについてなんとなくわかってもらえたでしょうか。もちろんこれら以外にもたくさん役割があるので、GKに注目しながらサッカー観戦をするのも楽しいかもしれません。